とりあえず持ってきた化粧道具で化粧を直す。 涙の跡と、アイラインはなんとかなった。 この真っ赤な目だけは自然にひくのを待つしかない。 でも、ずっとここにいるわけにはいかないし……。 仕方ない、遼のところに戻るか……そう思うと、一気に緊張が高まる。 何でわたし、こんなに緊張してんの? 今までに感じたことのないドキドキに違和感を覚えながらも遼の元に戻る。