ドキドキドキ……。 ドクンドクンドクン……。 遼から離れるにつれて大きくなる心臓の音。 こもった熱が醒めない右腕。 ごめん……その低い声が体中に染み渡る。 何で……謝るの? からかってるわけじゃない……だったら何? 急に雰囲気を変えないでよ。 遼が触れるたびに熱くなる体。 この鼓動は遼があんなことをするからビックリしただけだよね? でも……こんなに早くドキドキするのは何で? 答えの出ない質問を繰り返す。