悪いことはしたくなる。


でも、先生に怒られるのは勘弁だ。


絶対、怒られるって分かってること、言わないし。


何か、真面目なんだか不真面目なんだか……さつきは分からない。




わたしは大きく深呼吸をして、さつきの隣に腰を下ろした。



「急に何なんですか?」


「一度ね、美紅ちゃんと話がしたかったんだ」



さつきが隣に座ってわたしの顔を見た。



「美紅ちゃん、わたしのこと、嫌いでしょ?」


「え……」



面と向かってそう言われると、はい! なんてさすがにわたしでも言えない。