「そ…その、さっきの好きって何?告白じゃないよね?」

少し考えて、

苦笑いをした。


「あー…告白…のつもりだったんだけど…ダメだったかな?」




え⁉︎そうだったの?普通にスルーするとこだった…。


「え、えぇと…あの、滅相もございません…!!……あ」


やってしまった。絶対変だと思われてるよ…

「ははっ。いや全然…面白いな!すごい癒しになる」

そう言いながら私の頭を撫で撫でする。

癒し…ねぇ。
私、冬泉君の癒しキャラなんだ。

冬泉君が私の顔をじっと見て

「これが…」

「これが…?」








「い、いや何でもない。そ、それよりさ、俺と友達になろうよ。…まずは友達。ねっ」


は…はぐらかされた!!

何、これが何⁉︎

そっぽ向いてる…それもそうか。
だって顔赤くなっているんだもん。

「じゃあ、お友達ね?でも、これだけ約束して。屋上以外話しかけないこと」



これは私のため…そして彼女達、白石さんのため…


「もう、帰るね。バイバイ」


「おっおう」