大晦日。 わたしの仕事には関係ない。 お正月も夏休みも、もちろんない。 バイク通勤には厳しすぎる寒さの朝。 強張った身体を動かしながら、 コンビニへと向かう道すがら。 あの男を探している自分。 あれから、もう随分経ったというのに、 会えると思える自分が不思議だ。 自嘲気味に口角を上げたその時・・・