不機嫌なアルバトロス

とにかく、自分の容姿で役者には向かないってことを伝えないと。



「!?」



突然、後ろ髪にふわりとした感触。



ひと掬い…さ、触られてる…



一気に胸の音が加速し頭に血が上った。



「あんた、自分で思ってるより、いい女なんだけどな」



しゃ…


シャンプーしてきて良かった…



明らかに受け入れがたい状況の中で、そんな場違いな気持ちが過ぎり、自分で呆れる。