* ―四ツ谷月花SIDE― 「パァン!」 銃声が鳴りひびいて、私たちの列の二人三脚レースが始まる。 全員がバッと駆けだした。 「いくぜ月ちゃん!」 「がってん承知の助」 脚をいっしょくたにくくったじんたと息を合わせて、一番に飛び出す。 砂ぼこりを舞い上げながらトップを独走である。 後方でこけたりもつれたりしてる中、私とじんたペアはすいすい進む。 だって、昔からなわとびで二人三脚してたし、幼馴染ですし?? さくさく進み、あっという間にゴール。