「て言うか、会長と矢吹君仲よかったんですね」 意外そうにじんたが尋ねる。 あ、私もそう思った。 だって、あだ名で呼びあってるし。 「やめてよ、ただの腐れ縁だし」 「おうちがお隣なのよねー。こーんなちっちゃい時から知り合いよぉ?」 市ノ川さんが赤ちゃんを抱っこするジェスチャーをする。 えっ…。 「矢吹の小さい頃なんてあったの?」 なんか全然想像できないだけど。 「馬鹿じゃないの?」 呆れたように矢吹が言う。だって!