世界の誰よりも君を。


「あ、葵。アレ」

「アレ??」


紗耶香が指差した方向を見ると・・


「そうちゃん・・・」


そうちゃんと、もう一人はだれ?


綺麗な女の人・・・


「葵ッ!!!」


気付くと私は走りだしていた。