ピッ…ピッ…


私はかすかに聞こえる音にうっすらと目を開いてみる。


「んぅ…?」



音の元をたどっていくと、ピンク色の時計が目についた。


そして電子音は次第に早く、大きくなって……。



ビビビビビッ!!!



「うわあああっ!?」



私は耳を抑えて急いでへ立ち上がった。