あ〜何言ってんだろ、私。でも、昭次さんは困った顔もせずに聞いてくれている。喉渇いてきた。ちょっと一口カクテルに口をつける。 「…昭次さんもご存知のように、去年、イロイロあって…」 「…」 「マスターにもご迷惑かけたし、落ち込んだ時もあったけど…、そんな事もきっかけで自分の気持ちと向き合う時間もあったりして…」 「…」 「昨日チケット持って来てくれた高橋さんや、一緒に来た川合にも救われた瞬間も正直、あったりしたけど…」