「…」 「写真だけじゃないんです」 「ん?」 「昭次さんの本に対する思いも、新作へ意気込みも…」 「…」 「昭次さんの誕生日も血液型も…、私、なんにも知らないんだって、つくづく気付かされました」 「…」 「でも…」 「でも?」 「知らなくて当たり前なんです」 「…」 「マスターの事だって亮義兄さんと一緒に来るまでロックバンドやってた有名人だなんて知らなかったんですから」