そして迎えたGW。
結城とは相変わらずなんとなく気まずいまま。


結城とちゃんと話さないまま家を出てきてしまった‥

私は待ち合わせ場所でボーッと考える。

と、そこへきたのは‥

「さくらー、おはよ。」
ムスっと不機嫌な顔の百合ちゃん。

「百合ちゃん!きてくれたんだね!」


「あんだけ頼まれたら来ないわけにいかないでしょっ!?しかもあの人たちの中にさくら一人なんて心配すぎるし。」

「百合ちゃん‥ありがとう!」

私は百合ちゃんに思わず抱きつく。
百合ちゃんはなんだかんだ優しいよな‥
今回も、事情を説明して、なんとか頼みこんだら来てくれたし。