「で‥なんの用かな?」
いーくんに尋ねる。
「あの‥もうすぐGWだよね。」
「そうだね。」
「それで、さ、俺ら別荘に遊びに行くのが恒例なんだけど、さくらちゃんも来てくれないかな?」
「‥。って、えー!?私が?」
S4とお泊まりってこと?
「うん。ダメ、かな?」
「いや、えっと‥その‥私、皆さんのことよくまだ知らないし‥」
「だからだよ。俺らのこと‥いや、俺のことをもっと知ってほしいんだ。」
いーくんの真剣な顔。
後ろではS4の人たちが興味深そうに眺めている。
京介さんはニヤニヤしてるし‥
あぁもう、どうしよっ‥
「‥ごめんっ。私やっぱ‥」
「お願い。来てほしいんだ。」
いーくんはなかなか引き下がらない。
いーくんの一生懸命なお願いに、私もどんどん断りづらくなって‥
「じゃあ、ちょっと考えてみます‥」
言ってしまった。


