「ううん!大丈夫!楽しかったよ。」 「それはよかったです。」 「うん‥」 はぁ‥ 告白してくれたのが結城だったら‥ どうなってたのかな‥ 妄想に浸って目を閉じる。 「お嬢様、お嬢様。家につきましたよ。」 結城の声で目覚める。 「はっ」 「よく眠れましたか?」 「あっ、ごめん!私寝ちゃった‥」 「いえ、かわいい寝顔でしたよ。」 そう言って優しく微笑む結城。 胸が高鳴る。