そしてやってきたパーティーの日。


百合ちゃんと駅で待ち合わせする。
そこから電車に乗って行こうとした、その時。


クラクションの男。
振り向くと、うちの車が。

窓があいて車から顔をだす結城。
「お嬢様、お乗りになってください。」

「結城!?わざわざきてくれたの?」
「そんな格好で電車に乗せるわけにはいかないですからね。」

そんなセリフにドキッとする。
となりでクスっと笑う百合ちゃん。