「というわけで、美味しい紅茶とお父様から頂いたお菓子があることですし、今日はお嬢様のこと、いろいろ話してください。」 そう言って結城はニコッと笑う。 「うん、わかった。」 それから私たちは2時間近く話しこんでいた。 結城は聞き上手だなぁ と思う。 でも、結城のこと、少しはしれたし、良かったかなぁなんて思った。