「若い…」

こんな若くてイケメンの執事と2人で暮らすなんて…

「お嬢様?どうかされましたか?」



「いえ、あの…んっと…」

どうしよ。
何言おう…

と、彼が私に一歩近づく。

「噂には聞いておりましたが、本当に可愛いらしい方で驚きましたよ。」

「えっ…え?」

私は一歩後ずさる。


「これからよろしくお願いします。」
彼はそう言うと私の手をとり、そっと口をつける。



うわぁ…紳士…



「お顔が真っ赤ですよ?」
彼はそう言って少し意地悪く笑ったのだった。