レストランに着くと、そこは大盛況。
待っているお客さんもいた。
皆綺麗なドレスやスーツを着ている。
「結構混んでるねー‥」
「ええ。お嬢様はここでお待ちください。」
少しして結城が戻ってきた。
「奥の個室に通してもらえるそうです。」
「えっ?でも、待ってる人‥」
すると、結城は私の耳元で囁く。
「ここ、お父様の行きつけのレストランなんですよ。会社の接待でよくいらっしゃるとか‥なので、特別です。」
「いいの!?そんなの!」
すると結城はニコリと笑う。
「いいんです。」
というわけで、待つことなく席へ案内された私たち。
席につくと、メニューが渡される。
「どれにしよっかなー‥」
「どれも美味しそうですね。」
結城はメニュー表を見つめる姿までかっこいい。


