「それ、購入しましょうか。」 「うん。じゃあ、着替えてくるね。」 「待ってください!」 「どうしたの?」 「脱がないで。」 「え?」 結城はそのまま私のことを店員さんのところへ引っ張っていった。 「あの、このドレスを購入したいのですが、これを着たまま帰りたいのですが‥」 「わかりました。では、すぐにお会計の準備をいたしますので。」 店員さんは嫌な顔ひとつせず、にこやかに対応してくれた。 試着室から私がもともと着ていた服まで持ってきてくれる。 私たちは会計をすませ、店からでる。