「別に、期待なんてっ…」 この状況って…なんか… 私はばぁっと顔が赤くなる。 それをみてクスっと笑う彼。 「本当に可愛いくて面白い方ですね。」 「っ…」 結城は私の髪に手をそえる。 そしてゆっくり顔を近づける。 キスされる…? とっさにそう思いギュッと目を閉じる。 と、スッと身体が軽くなり、目の前が明るくなった。 結城は私から離れ、普通の顔をして立っている。 よかった… ホッして息を吐く。 と、思ったのもつかの間。