「城野財閥って、あの…!?」 「あの城野財閥のお嬢様がうちのクラスにいるの??」 「城野財閥っていったら世界有数の…」 「そういえば去年は世界の金持ちランキング100に入っていたような…」 ざわざわとクラスの子たちが話すのが聞こえてくる。 百合ちゃんは私の異変に気づき、心配そうに声をかけてくれる。 「どうした?さくら…って、もしかして!?」 「えっ」 「城野さくらって…城野財閥の子だったの!?」 百合ちゃんが大きな声でそう言うもんだからクラス視線が一気に私に集まった。