そこに立っていたのは、まるで王子様。 白い肌に暗めの茶色の髪。 愛嬌のある目に整った甘いマスク。 ニコニコと爽やかスマイルを振り向く。 「王子様みたい…」 思わずつぶやく。 と、その時。 「城野財閥のお嬢様はいらっしゃいますか?」 彼がそう言った。 ふえっ!? 私!? いやいやでも私あの人知らないし… 彼はクラス中を見渡している。 どうしよう…