「では、正直に申しあげます。」
結城は真面目な顔になって言う。
「えっ、え!?いや!それはそれで傷つくっていうか…」
彼は急に私を引き寄せる。
それから、私の腰に手をまわした。
「へっ…?ちょっと!」
戸惑う私を無視して、彼は私がきているベストの下に手をもぐりこませると、腰の部分を折って短くしていたスカートの折り目をくるくると伸ばしたのだった。
「結城っ…?」
もうなにがなんだかわかない。
恥ずかしいのと状況がよめないのとで頭がぐるぐるする。
結城は私のスカート丈を膝らへんまでの長さに直すと、満足そうに笑って言った。
「少しスカートが短かすぎたかと…」