「私が子供だからって、そうやってからかって…」 私は彼を睨みつける。 すると、彼は私をスッと引き寄せ、耳元でささやいた。 「子供だなんて思ってませんよ?」 バッと自分の顔が赤くなるのがわかる。 彼はそんな私を見つめて、ニコリと微笑む。 私はなにも言えずに自分の部屋に逃げもどることしかできなかった。