「あぁ、もう夕食の時間なんだ」
助かったぁぁぁ!!!!
慎吾は、というと、
うらめしそうな顔をしながらも
ギュルルル…
彼の意に反し、お腹は空腹であることを告げていた。
照れくさそうに笑う慎吾につられ、笑みが零れた。
部屋の中に料理が次々と運ばれてきた。
けれど、
「あれ?宿泊プランと違う料理が来ているような気がするんだけど……。こんなに豪華じゃないはずなのに……私、間違えちゃったのかな?」
予約する時に慎吾が色々ちょっかい出してきたから間違えちゃったのかも……。
ヤバい……
帰ったらしばらくはお茶漬け生活だ……。
なんて、ドキドキしていると、
「失礼します」
女将が入って来て、正座をし、深々と頭を下げた。
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