悠斗『自分じゃ分からないが文乃がそう感じたならそうだろうな。』

文乃『えっ!』

悠斗『今度は何だ?』

文乃『今、文乃って言いました?』

悠斗『ダメなのか?』

何気なく読んでみた、名前。
付き合ったんだし良いかなと思ったんだがダメなのか?

文乃『突然だったので驚いただけです。』

驚いただけか、よかった。

文乃の耳元に近づいて囁くように問いかけてみる
悠斗『文乃は俺の彼女だから、名前で読んでも良いよな?』

文乃『何で、聞くんですか?』

耳元に囁かれて赤くなった文乃を見て