文乃『って、話しがずれてますよ。主任!』
悠斗『あっ、宝城の話忘れてた!』
下田に言われるまで忘れてた。
文乃『司馬主任、しっかりして下さい。』
悠斗『悪い。それで、宝城の噂って言うのは、若手のホープや、若いイケメンに言い寄ったりするんだと。それで、自分より仲がいい女は潰すらしい。徹底的に!』
本当容赦無いくらい徹底的なんだよな。
さっきみたいなのは珍しいけど。
文乃『じゃあ、私が嫌がらせを受けたのは司馬主任や水澄さん五鈴と同じ部署だからですね。』
それもあるかも知れないけど一番の原因は、俺だ。
悠斗『いや、今回の件は俺のせいだ。』
文乃『主任は、悪くないですよ。むしろ助けてくれたじゃないですか?』

