ヒミツな2人


・・・F6

俺は、全ての会議室に下田がいないか探していた。

下田、どこにいる?

嫌な汗をかきながら下田を探し続けた。

1番奥の会議室に近づくと、微かに声が聞こえてきた。

ここか!

俺は、勢い良くドアをぶち破った。

バン!!

大きな音と共にドアが開いた。

悠斗『下田!』

するとそこには、今にも泣き出しそうな下田と、その上に乗っている男、そして、俺の登場に驚き目を見開いたままの宝城の姿があった。