そういえばと、鈴堂が思い出したように言った。 夏香『文乃がどこにいるか分かりますか?』 悠斗『何でだ?』 夏香『今日一緒に帰る予定だったんですけど残業だから出来なくなったって。でも、秘書課にいなかったので。』 悠斗『はっ?』 残業? 俺より先に秘書課を出たのを俺は見ていたし、今日の仕事はすでに終わらせているのを教育係だから知っている。 下田の事は気になったが取りあえず、二人で秘書課に戻ることにした。 五鈴『あっ、主任お疲れ様です。』 悠斗『三州、下田を知らないか?』