数十分後♪

文乃『終わりました!』

悠斗『はや!!見せてみろ。』

私は、出来上がった資料を司馬主任に手渡した。

悠斗『前の資料より分かりやすいし、上手くまとまっている、完璧だ!なんとか会議に、間に合ったな!』

五鈴『さすが、僕の文乃☆』

悠斗『お前が、データを消したんだろ!』

文乃『私は、いつから、五鈴のモノになったの?』

自分でデータ消したくせに。

悠斗『そういえば、お前名前は?』

文乃『事務課の下田 文乃です!』

五鈴『司馬主任、そろそろ会議の時間です。またな文乃!』

悠斗『そうか、分かった。助かった。ありがとな、下田!』

そう言って、司馬主任は、私の頭を撫でて、出て行った。

私は、何故か今までに感じた事の無いくらいドキドキしていた。