そんな宝城さんに私は言った。

文乃『会社を辞める気はありません!』

妃姫『なッ!!』

宝城さんに負けたくない。
今の私にはそれだけだった。

妃姫。『貴方、秘書課の皆さんに迷惑をかけているのよ!』

その言葉にな心に刺さった。

でも私は、
文乃『私は、秘書課の皆さんがそう言うまでこの会社を辞めません。』

妃姫『だから、秘書課の皆さんは優しいから言えないだけですわ!』

文乃『それでも、秘書課の皆さんが直接言うまでは会社を辞めません!』

妃姫『なんて図々しい子なの。』