今日の下田おかしかったよな。
いつもはしない様なミスを連発してたし。

下田の事を考えながら忘れ物を取りに俺は秘書課に戻った。

いつも、この時間には誰もいない秘書課に今日は明かりが灯っていた。

そこにはいつもならもう帰っているはずの下田がいた。

悠斗『まだ残っていたのか?』

文乃『司馬主任!帰られたんじゃなかったんですか?』

悠斗『忘れ物を取りに来ただけだ。それより、こんな時間まで残業か?』

文乃『はい。』

普段、真面目な下田が今日は上の空だった。

しかも、残業するレベルで仕事が残ってる。

何かあったのか?