ヒミツな2人


・・式場

式場に着くと父さん達がいた。

梨奈『文乃ちゃん!』

母さんは俺達を見つけると走って来て文乃に抱きついた。

いつもの事だし慣れたけど、いくら自分の母親でも彼女を取られるのはあまりいい気はしない。

父さんもそれは同じらしい。

すると、母さんが何かに気づいたらしい。

梨奈『文乃ちゃん、もしかして?』

文乃に、なにか聞いている。

声が小さくて聞こえないけど。

文乃『はい。』

その質問に何故か顔を赤く染めて肯定した文乃。

何を聞いたんだ?

気になったが時間になったので式場に入った。