そんな事より
文乃『どこの世界に押し倒したままプロポーズする人が居るのよ!』

私はまだ押し倒されたままだ。

悠斗『ここに居るけど。』

平然と答える悠斗に何も言えなくなる。

そして、腕を引っ張られ今度は抱しめられた。

悠斗『そんな事より、プロポーズの返事聞かせて。』

甘えるように聞いてきた悠斗の声は少しだけ震えていた。

悠斗も不安なのかな?

文乃『しょうが無いな。押し倒したままプロポーズする様な天然を受け入れられるのは私しか居ないから結婚してあげる。』

可愛くないし素直でもない返事。