それは聖夜さんの判断が正しいから、社員として当たり前のことだと思っていた。

でも、今回だけは引くわけにはいかない、絶対に!

今日、兄さんは仕事だ。

でも、本当は聖夜さんがわざと兄さんが絶対に抜けられない日を選んだんだ。

兄さんが俺の味方だから。

しばらくして車が止まった。

聖夜『早く降りろ。』

先に降りた聖夜さんに言われ渋々車から降りる。

聖夜さんの後について部屋へ向かう途中で俺は女性とぶつかってしまった。

?『あっ、すみません。』

悠斗『いえ、こちらこそすみませんでした。』