今日は、見合いの日。

ついに来てしまったか。

文乃も今日が見合いだったよな〜。

車の中、そんな事を考えていると。

聖夜『しっかり頼むぞ!会社な未来が掛かってるんだからな。』

と、言われた。

悠斗『だから俺は、この見合いを断りに行くんですよ。』

文乃以外なんて考えられない。

聖夜『いつまでそんなわがままを言ってるんだ?』

悠斗『わがままだろうと、何だろうと俺の意志は変わらないので!』

聖夜さんが、俺を睨む。

俺は今まで会長しての聖夜さんの意志に背いたことは無い。