五鈴『でも、司馬主任仕事の鬼だし、僕の文乃が虐められる。』

悠斗『虐めねーよ!』

文乃『だから、五鈴のモノじゃないってば!』

翔吾『まあまあ、みんな落ち着いて』

やっぱり五鈴は馬鹿ね。司馬主任は、確かに、仕事の鬼で、厳しいし、冷酷って言う人もいるけど、仕事に真剣なだけなのよね!

それに水澄さんは大人なのね。

そして、秘書としての私の仕事が始まった!

だけど私は、気づかなかった。自分の突然の出世の意味も、自分の気持ちにも。

そして何より私自身を快く思ってない人の悪意にも。