悠斗『じゃあ、いいよね。』

また、遮られる。

文乃『だって、』

恥ずかしいんたもん。

悠斗『だって、何?』

悠斗がさらに顔を近付けてくる。

少しでも動けばキス出来てしまいそうなほどの距離。

悠斗『教えて、文乃。』

悠斗が喋るたびに息が顔に掛かって余計に恥ずかしくなる。

文乃『いっ、言わない!』

強がることしか出来ない。

そんな私を見て楽しそうにしている悠斗。