悠斗『会長、本日はどの様なご用件でしょうか?』

悠斗も仕事の話だと思った様だ。

聖夜『今日は、私用だ。』

仕事じゃないと分かった悠斗は普段の口調に戻して問いかけた。

悠斗『それで、何の用なんですか、聖夜さん。』

聖夜『悠斗、見合いをしろ。』

えっ!?

悠斗『はぁ?』

聖夜『だから、見合いをしろ!』

突然の話に俺も悠斗も混乱している。

悠斗『なんで急に!』

玲斗『そうだよ。急に悠斗に見合いしろだなんて。』

俺達の話を聞かずに聖夜さんは続ける。