悠斗『なぁ、俺の事名前で呼んでよ。』 逆らう事なんて許さない。 俺から離れる事なんて許さない。 他の男なんかには渡さない。 文乃『悠斗さん』 小さくでもはっきりと呟かれた言葉。 悠斗『もう一度。』 もっと呼んで、俺から離れないで。 いつも不安だから、年が離れてる事や俺よりも君をよく知っている人がいる事。 すべてが俺を不安にさせる。 文乃『悠斗』 『悠斗さん』、そう言おうとした文乃にキスをした。 突然の事に驚いていると文乃。