文乃『嫉妬してますか?』 バレてる。 意外と鋭いところもある。 無自覚なのに。 悠斗『悪いかよ。文乃は、俺の彼女だろ!』 本心を見ぬかれて少し動揺したけど、素直に答えた。 すると、何故か文乃の顔が赤くなった。 文乃『なんか、朝みたいですね。』 小さく呟いた言葉は聞き取れなかった。 それよりも弟に嫉妬するなんて 悠斗『最悪だ。』 文乃『何が最悪なんですか?』 悠人『俺がだよ。独占欲強いし、弟にまで嫉妬するし。』 何故かまた赤くなる文乃の顔。