すると、話を理解した文乃は 文乃『柚希の事ですか?』 と、俺に質問してきた。 悠斗『柚希?』 誰だ? 呼び捨てなのだからとても仲が良いことは容易にわかる。 文乃『柚希は』 悠斗『他の男の話なんてするなよ。』 バン!! 壁背中をつけている文乃の顔の横に手をつきながら言った。 キスで文乃の口を塞いだ。 これ以上文乃の口から、他の男の話を聞きたくなかった。 そのままキスを続けた。 俺以外の事は何も考えられないように。