色んな音。

遅刻ギリギリで教室に入り、皆に挨拶をして自分の席に向かった。
A男:「やべー、渡辺さんに挨拶されちゃった」
B男:「おめーなにいってんだよー。いろはちゃんは皆に、いったんだよ」
A男:「そういうお前こそ何きやすく名前で呼んでんだよ」
C女:「男子うざーい!!」
D女:「何いい気になってんのー」
A男:「ひがむなってC女」
C女:「ひがんでないから!」

私の席は窓際の一番後ろの席。
席につくなり朝一番の授業を確認。
いつもと変わらない平凡な毎日。
だけど、それが私には幸せ。
「暖かい・・」
この陽気に眼が閉じかかる・・

『本当あの人にそっくり!!死ぬなら家で死なないでよ!近くに川があるんだから』

・・!!なんで、今更。
久しぶりにうたた寝をした罰、かな。
「ーろはっ!いろは!渡辺いろは!」
「うわぁ!!えっ、いちごちゃん!」
どうしたの?
「どうしたの?って聞きたい顔してる。ーじゃなくてね?貴女、二時間も寝てたのよ!?」
「いや、そんなはずはないはず・・」
だってうたた寝しかかってたけれど、『あの』言葉を思い出してすぐに起きたもん。
「残念!!貴女はしっかり二時間寝て過ごしました!」
「いちごちゃん・・本当?」
いちごちゃんが指差す方は・・時計。
今、10:47分くらいを指している。
がーん。
「いっとくけど、一時間目の休憩時間にちゃんと起こしにいったわよ?」
うっ
「それでも起きなかったのはいろはだからー」
うっ。
「いちごちゃん・・ノート、貸して下さい。・・後、時間があるときでいいので今日の時間何したか教えて下さい。」
「しょーがないなー・・じゃあじゃあいろはのお弁当ちょーだい?」
うぅぅ。背に腹は変えられない・・
「いいよ・・お金持ってきてるし・・今日のお弁当はあげる・・」
「きゃー、やった。いろはの料理は美味しいから」
「嬉しいけど、嬉しいけどね・・ショック」
はぁ~今月きつきつだ・・
「あ、大変生徒会いかなきゃ!」