コロブ

それでは、自分は一部の家族として取り入れないというのか?
自分は、一緒に、食べたいだけ…それだけだったのに…
心の中から、自分は、家族にとって…価値なく、不要物だったのだ。
価値ない僕は、どこかに行ってほしかったんだろう…
そう思い…自分は、ある時、学校の屋上に立った。
そして、すべてを抜け出し…気持ちよかった。地面の感触。
骨が砕けたと、分かったこの感触が、何よりも爽快だった。
薄れていく…記憶と共に意識もなくなっていく。
終ったんだ。
全部。
これで全部。