誕生日

そう言うと、アイツの目からは、涙がポロポロと流れてきて。
泣きながら、「うん」と言って、うなずいた。

そんなアイツが、可愛くて、愛しくて、大切で。
僕は、アイツを抱き締めた。
そっと、ぎゅっと。

抱き締めると、僕の耳元でアイツは「誕生日おめでとう。」と、囁くように小声で言う。