誕生日

本当、この人誰だろう?
何で僕の部屋の前にいるんだろ?

勇気を出して、小声で「すみませーん…」と声をかけてみる。

その女の人は、僕の声を聞いた瞬間、パッと顔を上げる。

そして、座ったまま僕の目をじーっと見つめる。

その女の人は、僕の知らない人なんかじゃなかった。

…そう。アイツだった。