美優が東京に行ってから数週間が経った頃、JEWELの仕事が舞い込んできた。
「…ドラマの主題歌?」
春に言われ、聞き返す。
「あぁ、深夜枠なんだけどかなり話題性があるらしいよ」
「へぇ…大物が出るとか?」
俺の問い掛けにニヤニヤしながら笑う春。
「…なんだよその顔。気持ち悪い…」
「あー、今のムカついたからこの話し断って来る!」
ムッとした表情の春が携帯を取り出し、教室から出ようとしている。
「悪かったよ!今の無し!」
慌てて止めに入る。
俺達が売れるタメにはドラマの主題歌に選ばれてテレビで沢山曲が流れるのが1番効果的だ。
断るなんて、もったいない。
「…そう言うと思った」
春は席に座り、深呼吸をした。
「実はね、俺達の受けるドラマの主役が姫なんだよ」
…姫って、美優!?
俺は驚き過ぎて椅子から転げ落ちそうになる。
ガタッ!
「…あっぶねぇ〜」
「…驚きすぎ…」
呆れた顔で見る春に、睨みをきかせる。
.
「…ドラマの主題歌?」
春に言われ、聞き返す。
「あぁ、深夜枠なんだけどかなり話題性があるらしいよ」
「へぇ…大物が出るとか?」
俺の問い掛けにニヤニヤしながら笑う春。
「…なんだよその顔。気持ち悪い…」
「あー、今のムカついたからこの話し断って来る!」
ムッとした表情の春が携帯を取り出し、教室から出ようとしている。
「悪かったよ!今の無し!」
慌てて止めに入る。
俺達が売れるタメにはドラマの主題歌に選ばれてテレビで沢山曲が流れるのが1番効果的だ。
断るなんて、もったいない。
「…そう言うと思った」
春は席に座り、深呼吸をした。
「実はね、俺達の受けるドラマの主役が姫なんだよ」
…姫って、美優!?
俺は驚き過ぎて椅子から転げ落ちそうになる。
ガタッ!
「…あっぶねぇ〜」
「…驚きすぎ…」
呆れた顔で見る春に、睨みをきかせる。
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