『ごめん、ゆう。気づいてあげられなくて、ごめん。』


悲しさが込み上げ、涙が溢れ出す。
ゆう、やっぱり無理してたんだ。
なんで、なんで気づいてあげられなかったんだろう?



酸素マスクをつけられたゆうの顔が私を責めているように見えた。





私、彼女失格だね。
ゆうのことが大好きなのに。大切なのに。私、どうしたらいい?



辛い思い、させてるだけ?
ゆうは私といて、本当に幸せ?
たくさん迷惑かけて、それでもそばにいてくれるゆうに甘えてるだけ。


ねえ、大好きだけじゃダメ?
愛してる、いっちばん大切だよ。ずっとそばにいて。ゆう。