ふわっとまた、暖かさを感じる。


しばらくして暖かく優しい、愛しいゆうの匂いがして、優しさを感じて目を開ける。

目の前に広がる白い天井。
色のない景色。冷たい空気。


ゆうがいないだけでこんなに世界は寂しく見える。冷たく、凍って見える。




ゆうがただ隣にいるだけで、
全部が全部、こんなにも暖かくなって....




今、窓から見える太陽は全然輝いてなかった。